現代の食生活は過去のものとは大きく変わり、その結果は様々なところに現れてきています。

薄毛もその1つで、薄毛対策を考えるときに栄養の問題は非常に重要になってきます。

栄養が全体的に足りていないのはもちろんですが、栄養素の偏りも見逃すことの出来ない問題です。


毛髪の主な構成要素はタンパク質となっていますので、タンパク質さえ摂取すればいいと思われるかもしれませんが、発毛のメカニズムは毛髪そのものはもちろんの事、毛根の状態や頭皮の状態も関係してくるので、タンパク質だけでは不十分と言えます。

次に大切になってくるのは実は亜鉛で、一般的にはあまり馴染みのない栄養素かもしれませんが、毛髪を生成する上では欠かすことの出来ない栄養素です。

そして毛髪に限りませんがビタミンも欠かすことの出来ない栄養素で、これは毛髪の生成ではなく頭皮と毛根の健康状態を保つための栄養素です。


以上の事から分かるように、薄毛が進行してしまう原因となる食生活では、健康的な栄養バランスが取れていない状態ということになります。

ですので、栄養素から見直す薄毛対策では食生活を特定のものに固執したものにするのではなく、肉、魚、野菜といったようにバランスを整えていくことを大切にしていくべきだと言えます。

薄毛に効くと言われるものを過剰に摂取しても、毛髪に関わる要素を整えないと思うように改善には繋がりません。