薄毛や抜け毛の対策や予防として様々な方法が提案されていますが、中にはトンデモない理論を展開しているものもあって、何を信じればいいのか難しくなってしまっている状況があります。

そんな様々な方法の中でも、最も基本的であるが故に信頼性が高いのが生活習慣の改善、特に食事を中心とした改善です。

あまりにも肉食に偏った食生活や、揚げ物などの油分の多い食事を続けていると、汗と共に排出される成分に酸化し易い油分が多くなり、結果的に頭皮や毛穴での雑菌の繁殖が顕著になります。

雑菌は炎症を引き起こす原因となりますし、毛根にまで入り込んだ場合は継続的に毛根にダメージを与え、抜け毛が増えるだけでなく発毛にまで影響を及ぼします。

そういった事を防ぐ為にも和食中心の食生活は毛髪に効果的で、更に少なからず育毛に対しても改善をもたらします。

毛髪を構成する要素の1つが植物性タンパク質から摂取出来るアミノ酸で、これは大豆などに豊富に含まれているのですが、この植物性タンパク質の摂取量が増えればもちろん育毛・発毛の大きな助けになります。

その他にも例えば牡蠣などに多量に含まれる亜鉛などは、毛髪の健康を司る成分なので、これが欠乏していては毛髪は弱々しくなってしまいます。

野菜はもちろんですが、魚からも良質な動物性のタンパク質上に、ビタミンも摂取できるので、これも不可欠な要素です。