夏場にちょっと汗ばんだりすると、なんだか身体から臭ってきたような気がする・・・という経験は誰にでも一度ぐらいは経験がある事かと思います。
しかしこれが頭皮の臭いで、しかも季節にはあまり関係が無いという事になってくると、少し話は変わってきます。
頭皮の臭いというのは頭髪の危機を知らせる一種の危険信号で、放置しておくと後戻りが出来ないほど薄毛が進行してしまう事も有り得ます。
基本的に人間の身体から臭いが発される場合、それは何らかの雑菌の繁殖が発生しているケースが殆どです。
頭皮からそういった臭いが発されている場合はもちろん頭皮で雑菌の繁殖が発生している事になりますが、これは衛生的な管理の不十分さというよりもむしろ脂性肌やそれに準ずる体質に原因があります。
皮脂が過剰になってしまうと毛穴に詰まって酸化し、シャンプーで洗い流せなかったものに雑菌が繁殖していくメカニズムとなっていますが、食事などによって対処することが可能です。
動物性のタンパク質や油分などは皮脂の酸化に手を貸してしまう代表的なものなので、なるべくそれらの摂取を避けてタンパク質は植物性のものに切り替えていくのが良いでしょう。
また生活リズムを整える事も大切なので、睡眠不足や睡眠帯の不規則さなどに自覚的な場合は、生活習慣を見直す必要があるケースと言えます。