毛髪の健康を保っていく上で頭皮の皮脂量というのは非常に大切になってくるもので、多すぎても少なすぎても抜け毛が増える原因となってしまいます。

基本的に夏は多く冬は少ない傾向になりがちですが、あまりにも季節による変動が大きい場合や季節に関係なく皮脂量が多い少ないが激しい場合は、頭皮と毛髪の危険信号と考えましょう。


皮脂が多すぎる場合は毛穴を皮脂自体が塞いでしまったり、また皮脂が酸化して雑菌が繁殖してしまう原因となります。

どちらの場合も抜け毛が増えますし、肌の炎症に繋がってしまう可能性も大いにあります。

少なすぎる場合も同様で、毛根を外的ダメージから保護する機能が弱いために抜け毛が増えたりします。

また乾燥肌の場合はやはり炎症の危険性が高く、薄毛に繋がってしまうケースが多々見受けられます。


皮脂量というのは季節に寄って多少の増減はあったとしても、基本的には一定の量を保てるのがベストと言えます。

目安としては洗髪して髪を乾かした後、一時間以内程で皮脂が確認出来るようになったら多い、二時間以上たっても確認できない場合は少ないと言われています。

フケやかゆみがある場合は、既に頭皮がかなりダメージを負っている状態なので対処が必要と言えます。

原因が分からないからと言ってケアを怠ると、将来的に薄毛となってしまうことも考えられます。