年齢と共にどうしても目立ってくるのが白髪で、こればかりは積年の生活の違いや体質によって、目立ってくる年齢や量などがまちまちになってしまいます。
そんなわけで白髪染めやブリーチなどで、目立つ白髪を元通りの色に戻す人が多いのですが、こういった染毛行為は場合によっては毛髪に大きなダメージを与えかねないので、抜け毛が気になるという人などは要注意です。
白髪を染める場合には主に、白髪染めを使う場合とブリーチを利用する場合が考えられますが、どちらの方が頭皮にダメージが少ないのでしょうか。
毛髪に対するアプローチの原理から考えると分かりやすく、白髪染めは染料を科学反応によって白髪に定着させる方法で、ブリーチは毛髪のメラニン色素を破壊することによって髪色を変える方法です。
頭皮に対する影響から考えればどちらも決して良いとは言えませんが、白髪染めは化学反応の為の薬品によって敏感肌の方は頭皮に炎症が起き得るのに対して、ブリーチは細胞そのものを破壊する方法の為、ブリーチ剤が頭皮についたまま長い時間放置したりすると、炎症はもちろんですが場合によっては頭皮が溶けだしている可能性も否めません。
溶け出してしまった場合は、それは炎症ではなくもはや傷となりますので、傷が完全に癒えるまでは発毛は望めないでしょう。
そういった点から考えると、ブリーチの方がリスクが大きいと言えるかもしれません。