年齢を重ねるとどうしても抜け毛が増えてきて薄毛が気になってくる・・・というのは壮年期の男性にとっては珍しい話ではなく、現在では様々な改善法が提案されています。
しかしながら自らの生活習慣を改善しないことには、折角の改善法も十分に効果を発揮することは難しくなってしまいます。
薄毛対策の生活習慣改善で意外と見落とされるのが飲酒と喫煙の習慣で、実はお酒とタバコによって薄毛が進行してしまうケースは決して少なくないのです。
タバコの頭髪への影響は非常に分かりやすく、血管の収縮が主な原因として挙げられます。
血行不良は育毛・発毛にとって大敵で、頭皮の血行不良によって毛髪に必要な栄養素が毛根に行き渡らなくなってしまいます。
これは喫煙量が多くなればなる程、血管が収縮している時間が長くなるのでリスクが高くなってしまいます。
逆に言えばアルコールは血管を拡張するように思えるので育毛には効果がありそうな気がしますが、飲み過ぎはやはり毛髪にとって悪影響を及ぼします。
肝臓のアルコール分解量を超えた飲酒をすると、分解しきれなかったアルコールが脱毛を増長させるホルモンを生み出す要因となってしまうのです。
しかしながら恒常的に飲酒をする人が突然飲酒をやめるのも考えもので、ストレスを解消する程度の飲酒、程よい酔い心地を楽しむ程度であれば問題はありません。