帽子・ヘルメットなどの頭に被るものはどうしても頭髪に良くないという印象が非常に強いですが、結論から言うとその印象は正しいものと言えます。

よく蒸れるから毛髪によくないなどと言われますが、帽子・ヘルメットによって蒸れること自体が毛髪にダメージを与えるのでは無く、むしろ蒸れることによって雑菌の繁殖が活発になってしまう環境が毛髪にはダメージになってしまいます。


帽子・ヘルメットの内側はなかなか洗う機会が無い上に、汗などが付着しやすくまた高温多湿になる状況が多いため、雑菌にとっては格好のすみかになります。

この雑菌が頭皮で繁殖を始めてしまうと炎症が起きる原因となり、毛根に大きなダメージを与えてしまいます。

ダメージを負った毛根からは健康な毛髪が生えてこなくなってしまうので、どうしても抜けやすい毛髪が増えていってしまい、最終的には薄毛になったりする可能性が出てきます。

また帽子・ヘルメットを被ることによって、頭皮の血行が悪くなってしまうことも抜け毛が増えてしまう原因となりますので、被った後は必ず血流を促すようにマッサージをするなど、ケアをしていく必要があります。


しかしながら、帽子・ヘルメットを被る事自体は毛髪にとって悪いことばかりではなく、紫外線から頭皮を守って日焼けしてしまうことを防いでくれるので、被った後のケアを大切にするのがいいでしょう。