ワックスやヘアムースなどの整髪料は、明らかに毛髪に良い影響が無いのは分かるものですが、身だしなみの一環としてどうしても避けることは出来ません。

整髪料は主に石油から作られた化学物質で、毛髪を固めるために毛髪のタンパク質を変質させてしまう作用もあります。


正しい使い方を守っていれば、整髪料自体が毛髪をそのまま破壊するということは考え難いですが、例えばあまりにも頭皮への付着が多い場合、毛穴に整髪料が詰まってしまって毛根のタンパク質を変質させて、後々生えてくる毛髪に影響する可能性は否めません。

こういった事情から間違いなく、必要以上に大量の整髪料を使うのは厳禁と言えますが、その他にも頭皮への付着を最小限に抑えるのも大切なことです。


頭皮へ整髪料が付着し毛穴に詰まってしまうと、汚れなどが整髪料に付着して雑菌繁殖の温床になったり、また毛穴からの皮脂の排出も正常に行われなくなってしまいます。

こういった事が続くと抜け毛が増える原因となってしまい、薄毛の進行に拍車がかかってしまいます。


整髪料を使用する時は前提として、まずは根本の部分につけるのは控えることと、また必ず必要が無くなったら直ぐに洗い落とすことを徹底することをオススメします。


整髪料をつけたまま睡眠などをとってしまうと汚れが溜まるだけでなく、毛髪の成長までも妨げてしまうことになります。