薄毛や抜け毛の増加に悩む人の数が増えていくのに比例して、抜け毛が増える原因となる事象の様々な噂も増えていくのは非常にありがちな事です。

不安に思う人や不安な気持ちが増えれば増えるほど、色々な情報が飛び交うのは昔から常です。

長髪と薄毛の関係性もそういった噂の1つで、俗に言うロン毛の状態にしていると短髪の髪型の人よりも薄毛の進行が早くなる、という事がまことしやかに囁かれています。


では実際はどうなのでしょうか。


長髪が薄毛の原因になり得る要素として考えられるのは、髪を長くすることによって生まれる頭皮への負担です。

長髪の髪型にしていると、短髪の髪型に比べて毛髪が引っ張られる事が多く、その分頭皮にはダメージが加わりますし、毛髪が無理に抜けた場合は毛根が傷付いてしまいます。

しかしながら、長髪は女性の方が圧倒的に多く、長髪だからといって薄毛に直結すると考えるのはいき過ぎでしょう。


あくまでも長髪によって、例えば頭皮まで洗いづらくなったり、頭髪全体の通気性が悪くなったりする事に問題がある訳ですので、そういった点にしっかり注意をすれば長髪でも薄毛のリスクというのは、短髪の人とそう変わらい数字になるかと思われます。


やはり薄毛を防ぎたい、改善したいのであれば、食生活や睡眠時間、睡眠時間帯などの生活環境を整える事の方が重要です。