抜け毛が増える、薄毛が進行する要因は様々に言われていますが、そういった要因の全てはヘアサイクルの乱れ、不順に集約されていきます。
薄毛になってしまう根本原因としては、生えてくる髪の毛よりも抜ける髪の毛の方が多くなる状態が挙げられますが、この状態を指してヘアサイクルが乱れた状態といいます。
日常的に抜け毛がある事は決して問題ではありませんが、通常、健康的なヘアサイクルを保っていれば抜ける毛よりも生える毛の方が多く、薄毛となることはありません。
しかしながらヘアサイクルが乱れるとこの通りではなくなります。
ヘアサイクルが乱れる原因として考えられるのは、生活習慣の乱れや頭皮の汚れの洗い残し、またストレス等が考えられます。
生活習慣で言えばまずは睡眠時間が非常に重要になり、このリズムが崩れてしまうと毛髪の成長が止まってしまい結果としてヘアサイクルが乱れてしまいます。
また食生活も酸性の油分が多くなってくると、頭皮の汚れが強くなりがちなのでヘアサイクルへの影響が考えられます。
またストレスも頭髪には大敵で、ストレスによって自律神経の失調が引き起こされると頭皮の血行不良が顕著になり、育毛に必要な栄養素が毛根に届き辛くなります。
この場合も結果として発毛ペースよりも抜け毛のペースの方が上回ってしまい、ヘアサイクルの乱れとなってしまいます。