毛が細くなったり抜け毛が増えたり、というのは元々は健康的な毛髪を保っていた人でもきっかけがあれば起こりうる現象で、この状態を放っておくと薄毛になってしまうことに繋がりかねない、言わば毛髪の危機を知らせる危険信号とも言えます。
生まれつき毛が細く弱々しい人も、後天的に毛が細くなってしまった人も、基本的には健康的な毛髪を保っている人よりも抜け毛が多いケースが多く、言うなれば毛髪自体が弱っている状態であると言えます。
何故こういった事が起こるのか、また後天的にこういった状況になり得るのは何故なのか、という事に関して言えば、根本的には毛髪そのものの問題というよりも毛根の問題が原因となっている可能性が大いにあります。
毛の細さなどといった要素は、生え始める前の毛根での毛髪生成の段階で何らかのトラブルが発生している時に現れてくるので、この危険信号を察知したら毛根のケアを行うようにしましょう。
まずチェックすべきなのは頭皮の状態で、過度に皮脂が溜まっていたり炎症を起こしていたりすると、毛根は本来の役割を果たしきれません。
また栄養のバランスも大切で偏食が過ぎると、毛髪生成に必要な栄養が不足してしまいます。
そして血行の問題も見落とせない点で、頭皮の血行不良が起こっていると栄養自体は足りていても毛根へとそれを運びきれない自体が発生してしまいます。